九州電力 川内原発一号機再稼動にあたって


平成27年8月11日
一般社団人 自然エネルギー推進会議
代表理事 細川護煕

  1. 本日、九州電力は川内原発一号機を再稼動した。福島第一原発事故の原因究明もまだなされないままの再稼動は言語道断であり、怒りを覚える。
  2. 折しも、東京電力福島第一原発事故当時の経営陣が、検察審査会により強制起訴となり、司法の場においても改めて事故対策の妥当性やそれに伴う刑事責任が問われようとしている最中での再稼動であり、極めて問題である。
  3. また、原発が稼動しなくても、節電努力や再生可能エネルギーの普及によって、電力各社の供給能力には余裕があることも明らかになっており、「再稼動ありき」の姿勢は理解に苦しむ。
  4. 「コストが安いから」というのも、核燃料の最終処分場が決まらない現状では理由にならない。なによりも人命を危険にさらしておきながら、一方でコスト安を理由にするなど問題外である。
  5. もとより再稼動は国の方針であり、電力各社に再稼動を促すような政府の方針は納得できるものではないし、到底国民の理解も得られない。私どもは、これからも「原発ゼロ」と「自然エネルギーの普及促進」をよりいっそう力強くうったえてまいりたい。